皆さん、こんにちは♪
先日、小学2年生の生徒さんが
1枚のイラストから劇的に音色が
変わった日がありました✨
今日は、そのレッスンの1コマを
ご紹介させていただきます♪
ぜひ、あなたもその劇的変化の目撃者(!?)
になってくださいねww
フランス民謡「月の光」を弾いてみよう
![](https://azu-musicschool-fujimino.com/wp-content/uploads/2024/02/moonlight-300x169.jpg)
まずはおうちで練習してきた成果を
聞かせてもらいます!
止まらないで弾けるかな!?
音のミスはなく、自信をもって
弾けました◎
ここで、宿題にしていた「曲のイメージ」
を発表してもらうことに💡
前回のレッスン時に
「この曲にストーリーをつけるとしたら、
どんな物語が思い付くかな?」
そんな話をしていました。
イラストでもいいし、ストーリーを
文章にしても、どちらでもいいので
考えてきてねと言って1週間。
果たして彼女はどんなイメージが
思い浮かんだのか!??
イメージをイラストに♪
![](https://azu-musicschool-fujimino.com/wp-content/uploads/2024/02/illust-300x169.jpg)
私は、絵の才能がめっきりないのですがw、
生徒さんは上手なイラストででイメージを
書き出して来てくれました!
生徒さんが書いてくれたイラストから、
どうやって曲と結び付けていくのか―
ここからが大事なやり取りになります。
できる限り、生徒さんの口から
イラストに込めたアイディアやイメージを
言葉に出してもらうことが、
演奏する音楽の要素を
より引き出すことに繋がるからです。
名インタビュアーになって引き出す力
![](https://azu-musicschool-fujimino.com/wp-content/uploads/2024/02/microphone-300x169.jpg)
「どんなことをイメージして書いたの?」
という漠然な質問だと、なかなか引き出すのは
難しかったので、
具体的な質問を1つずつしてみました。
Q1.お月さまはニコニコ笑いながら
何って話し掛けてるの?
A.「いい夢見てね」って。
Q2.じゃあどのくらいのテンポならいい夢見れそうかな?
A.ゆっくりめ。
Q3.部屋の中にも星があるのはどうして?
A.月の光がお部屋にも入ってるから。
Q4.部屋も星でキラキラしてるけど、楽譜の中にも
そういう音はあるかな?(講師が右手と左手を
それぞれ弾き比べして尋ねました)
A.両方光ってる気がしたけど、どちらかというと左
かなぁ。右手が月で、左手が星の光みたい!
左手の音型が「ミソミソミソファソ…」という
音になっており、音がジグザグしていること
から、キラキラ輝く音の動きだったことにも
気づくことが出来ました。
このようなやり取りをした後に、
再度弾いてもらったのがこちら( *´艸`)
いかがでしょうか?
音色やテンポに変化がみられましたね(*^^*)
特に、右手が「月」といイメージを
彼女がもったことで、優しい音色
も生まれました。
まとめ
![](https://azu-musicschool-fujimino.com/wp-content/uploads/2024/02/hinaningyo-300x169.jpg)
このように、自分なりの曲に対しての
イメージをより明確にすることで、
出す音は変わってくるのです。
質問によっては、すぐに答えられない
こともありますが、
状況を見ながら、選択肢を与えて
答えてもらうのもアリです。
タイトルがない曲も
あると思いますが、それならタイトルを
考えさせるのも◎
特に小さなお子様のレッスンでは、
このような時間を大事にすることで
感受性が育ったり、
相手の気持ちを想像する心も育つ
のではないかと考えています。
ぜひご家庭でも、練習中のお子様に
「この曲には、どんな物語があるのかな?」
などと会話してみるのもいいかもしれません(^^♪
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました🌼