響く声がラクに手に入る方法♪

ボイトレ

皆さん、こんにちは♪

お陰様で、先月から新規生徒様もご入会され、
熱心にレッスンにいらっしゃっています。

さて、今日は声のお悩みに役立つ情報を
お届けします!


♦声がかすれやすい

♦響く声で歌えるようになりたい

♦高い音がラクに出せるようになりたい


そんなあなたにお読みいただければと思います!

響く声を出すには〇〇をラクに出すこと

あなたは、歌を歌う時や声を響かせたい時、
「ラクな声」で発声できていますか?

試しに、大きな声で真っ直ぐ「あー」
伸ばして、何秒伸ばせるか計ってみましょう!

さんはいっ!

「あーーーーーーーーー」


いかがでしたか?
5秒以下という方は、力んでしまっている
可能性が高いです。

15秒以上伸ばせる方は、ご自身の声がラクに
出せるポイントを知っているはず♪


力んでしまっている方には、まずラクに息を吐く
というトレーニングから始めていきます。

「息を吐くのは、誰でもラクにできるでしょ?」


そう思うかもしれませんが、案外そうでも
ないんです(;^-^)


試しに、大きく息を吸ってから、大きなため息を
ついてみてください。あなたのため息は、以下のうち
どちらのため息の音に近いでしょうか?


【ため息その①】

【ため息その②】

①は、全身の力を抜いて息を吐いた時の音。
②は、声帯の緊張がある状態で息を吐いた時です。

②の方は、ご自身でも意識していないうちに、
体のあちこちに力みがあり、緊張が
抜けていない状態かもしれません。


まずは、柔らかく温かい息を「はぁ~」と
出せる練習から始めてみましょう♪


レッスンでは、無意識に入っている体の
力みを抜くためのトレーニングや、

ヨガなど体を動かしたアプローチも取り入れながら
リラックスができる状態を作っていきます。

ご自身では、息がラクに吐けているのか
よくわからないという方も、ぜひご相談下さいね♪

あくびを生かした発声法!?

体が緊張していない、リラックスしている
状態といえば、あくびが出る時や、
眠たい時ですよね♪

緊張しながらあくびをするというのは
それこそなかなか難しい技ww


そこで、あくびの時の声を使って
ラクに声を響かせる方法をご紹介します。


まずは、口と喉を大きく開けて
「あぁ~」とあくびをしてみましょう(ノД`)・゜・


そうです!その響く「あ~」の声こそ、
あなたの声が響き出すスタートラインです!

喉が自然に開いていて、息もラクに吐けている
からこそ出せる、リラックスの声です♪


もちろん、このままでは歌えませんので💦、
この状態から、まずは、母音だけで
発声する練習から始めます。


胸に手を当てて、斜め上を向き、
自然と口と喉が開く角度にします。

その状態で「あ~あ~あ~」と‟あ″を
3回息と一緒に出してみましょう。

大きな声を出す必要はありません。
ラクに声を出そうとしたら、なんか響いちゃった!
というイメージです(^_-)-☆


ご自身の声が変わったのか、よくわからない
場合は、普通に「あ~あ~あ~」という時と
比べてみるといいかもしれません。


響きに違いを感じられたら、他の母音
やりながら、同じ響きの中で全ての母音が
発声できるようにやっていきます。


それも出来たら、3~4文字程度の単語を
同じ響きで言えるかやってみましょう◎


大事なことは、ラクに声が出せている
実感できること。その結果、響きやすい声が
育っていくのです🍀

レッスンでは、私の方でその声を聞き分けて、
声の出すポジションや角度などを微調整しながら
ご自身が心地よい響きを感じられる場所を
一緒に探しています。

生徒さんの悩みが解決していったワケ

冒頭に書いた3つの声のお悩みは
私の生徒さんがレッスンスタート時に改善
したいとお話しして下さったお悩みの一部です。

生徒さん達がその悩みを克服できたのは
なぜか??原因は何だったのか?!

ほんの一部、ご紹介します♪

case1:声が枯れやすい

学校の先生をされている生徒さんは、
「放課後には声がガラガラになってしんどい」
という悩みを持たれて、ボイトレに来られました。

主な原因として考えられたのは、神経を使って
お仕事に当たられていることから、体が常に
緊張状態にあったこと。


そのため、息が詰まっている傾向にあり、
ラクに息を吐くことが最初の課題でした。


同時に、首の位置が前傾であり、肩の左右差も
大きく出ている等、体のゆがみもまた
声を出しにくくしている要因でした。



レッスンでは、体のコリやゆがみを整える
トレーニングやストレッチを取り入れ、
繰り返しラクに息を吐く練習や

ハミング(鼻歌)での発声を行い、
声が当たるポイントを見つけていく中で
改善されました。


今では、音域も随分と広がり、
2オクターブ以上の発声は毎回当たり前に✨
高音域も使った曲にもどんどんチャレンジ
されています♪

case2:高音をラクに出したい

カラオケに毎日通って、お一人で2時間以上
練習しても声が枯れない生徒さんは、

喉は強いのですが、力ずくで高音を出されており、
「もっと楽に高音を響かせたい」とのことでした。


演歌がお好きなこともあり、常に拳を握って
膝を曲げて歌う姿勢
に慣れていたため、
一旦真っ直ぐに立って、力みをなくして歌うことから
はじめました。


最初のうちは、力みがなかなか抜けず、
ハミング(鼻歌)での発声をしようとすると
「ん"~ん"~ん"~」と声の抜ける位置が
見つからず、苦戦。。。

そこで、体に敢えて力を入れてから→抜く
というトレーニングを繰り返し行い、
力を抜いた状態をご自身で認識してもらいました。


その状態で、ラクにどこまでも伸ばせる音で
真っ直ぐに伸ばす練習をしたり、後ろに声を響かせる
発声を取り入れていく中で、

ハミングができるようになり、
そこから声をコントロールして高音をラクに
出せるようになられました!


カラオケの採点も常に90点以上の高得点が
出せるようになったと、嬉しそうにご報告
下さった他、

何よりご自身の声が好きになられたと
仰っていたのが印象的な生徒さんです。

まとめ

ボイトレに来られる生徒さんの悩みも、
レッスンで扱う内容も、様々です。

今回、ご紹介した内容はほんの一部ですが、
「声を響かせたい」のなら、まずは

がラクにやわらかく吐ける

②声がどこまでもラクに伸ばせるような
ポイントをみつける

③声をラクに出すのを妨げている体の癖を知る



ことから始めてみてください。

最後に、最近生徒さんが私に伝えてくれた言葉を
ご紹介します。



「声を響かせることと、ラクに声を出すことは
それぞれ別の練習が必要だと思っていたけれど、

この2つはイコールだったのですね!!!

やっと理解できました~!」




客観的な視点でアドバイスが受けられる、
ボイトレレッスンを始めるのもおすすめです◎

全国どこからでも、気軽に受けられるオンライン
レッスンも実施中です♩


今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました🌼


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