ここまで変わる!?歌う姿勢と声の関係

ボイトレ

皆さん、こんにちは♪

今日は、歌のレッスンにおける
《姿勢》をテーマにお話ししていきます。

あなたは歌う時、座っていますか?
立っていますか?

体は揺らして歌いますか?
真っ直ぐに立って歌っていますか?


これ、全部声の出方が変わってきます!


今日は実例も含めてご紹介しますので、
早速ご覧ください~(^^♪

立って歌う派?座って歌う派?

まず、あなたはどちら派ですか?w

カラオケですと、しっとり系の曲は
座って歌い、元気な曲になったら

みんなで立ち上がって歌うという方も
多いのではないしょうか?!


歌のレッスンでは、基本的に
座って歌うことはありません

それは、発声の基礎を身につけるには
立って歌った方が全身の筋肉を使いやすい
からです。


歌うことは、【全身運動】です✨


座って歌うと、どうしても緩んでしまう
筋肉があります。
基礎が身に付いていない人は
お腹のチカラも入りにくいです。


自分の普段の声よりも高音を出す歌や
長い伸ばしがある歌、
力強く歌うような曲は

ぜひ立って歌ってみて下さい♬


座って歌う場合は、両足を床
べたっとつけた状態にし、少し浅め
座って歌うと姿勢が安定します◎


これはピアノを弾く時も同じですが、
浅めに座ることで骨盤を立てて姿勢を
真っ直ぐにできるためです。


立って歌う場合も、座って歌う場合も、
息が通る道が真っ直ぐに確保できるように
意識することが、

フレーズを長く、
高音も含めて音程を正確に歌うための
助けになります(*´▽`*)

膝を曲げてコブシを握って歌う方へ

演歌を歌うのが趣味の生徒さんの中には、
コブシを握って腰を落として歌う方も
いらっしゃいます。


重心を落として、下半身に踏ん張り
きかせながら、コブシを回すイメージ
で歌うのは素晴らしいのですが、

演歌歌手がやっているイメージのみで
やってしまうと、

腰が曲がってかえって息が入らなかったり、
下を向いてしまって、高音が下がってしまう
ことも少なくありません。


演歌を歌う場合も、まずは真っ直ぐの姿勢
歌う練習をして、全ての音が正しく響く通り道
確認してみましょう♪


その上で、部分的に重心を落として歌ってみて、
より声に凄みをつけられたり、こぶしが
回しやすくなると感じるのであれば、

必要に応じて取り入れていく
のがいいと思います。


基本的な姿勢は、息も声も真っ直ぐ
通る道を作ることです🐾

感情を込めて揺れながら歌うのはアリ?

中学校の教員をしていた頃、
入学したての1年生の生徒たちに

「小学校でやっていた歌を
みんなで歌って聴かせて♪」と言った所、

みんなで体を前後に激しく揺らしながら
歌っていたことがありました。



一生懸命に心を込めて歌っているのが
伝わってきて嬉しかったのですが、

中学校では、その姿勢は直しました。


体が揺れるということは、当然
声も揺れて不安定になるからです。


感情を込めて歌う=体を揺らす
ことではないのです。


ここで、生徒さんの許可をいただき、
実例の動画をお見せします☆

小学校高学年のお子さんで、
オンラインレッスンを受講中の
生徒さんです♪


とても素直な声質で綺麗に歌えて
いますが、首が傾く傾向にあり、
そこを指摘した所、声がガラリと変わりました。


オンラインレッスンなので、音声がクリア
でない部分はご了承ください_(._.)_

YouTubeのサイトで直接聴かれる方はこちら

声の変化、わかりましたか?

首が傾いたり、体が揺れていた1回目は
全体的に音が揺れやすく不安定さも
見られましたが、

首の傾きが改善された2回目では、
音が真っ直ぐに届きやすくなり、安定感
高音の響きもアップしました⤴


音が真っ直ぐに出せると、
気持ちもより伝わりやすくなるように
感じます🍀


音が真っ直ぐすぎると、ぶっきらぼうに
聞こえたり、幼稚っぽい歌になるのでは?
と思う人もいるかもしれません。


もちろん、伸ばしの音に程よく響きや
ヴィブラートが付けられると、音楽が
豊かになりますが、

気を付けなければいけないのが、
無意識に1音1音にうねり
ついてしまう歌い方です!


何を隠そう・・・私もその傾向に
なりがちの人間なのでw、
録音して自分の声を聞きながら
常に厳しくチェックしています(^^;)


大切に歌おうとする時ほど、不必要な
うねりを生み出していないか、
セルフチェックが重要です!


自分の歌はどうなんだろう・・・?
という方は、ボイトレもご検討ください♬


オンラインレッスンでも、動画のように
確実に成長していきますよ(*’ω’*)

まとめ

自分の声を録音して聞くと、
全然違う声に聞こえるのと同じように

案外歌い方の癖も自分では
気づきにくいものです。


ボイトレレッスンでは、客観的に
あなたの声を聞きながら、
良い部分を伸ばし、より良くなる
コツ
をお伝えしています。


オンラインも対面も、体験レッスンを
受付しておりますので、ぜひお気軽に
ご検討くださいね♪

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました🌼